重度の心臓病で産まれた息子。
発達障害や脳の障害はありませんでしたが、全体的に発達に遅れがありました。
早生まれということもあって、実年齢よりマイナス1歳~1歳半程度の遅れがありました。
そんな息子の小学校の勉強はどうだったのか?
周りのお友達についていけたのか?
発達の遅れがあった息子の小学校の勉強についてまとめています。
学年別の発達進度
小学校入学前までは療育機関で発達テストを受けていたので、客観的に発達進度を知る事ができました。
小学校に入学してからは、発達テストは受けていません。
私の目からみた感覚的な発達の進度をまとめています。
就学前診断の結果
就学前診断の知能検査の結果はマイナス1歳2か月。
ギリギリ普通学級に通えるかどうかというラインでした。
この結果を受けて『特別支援学級』ではなく『小規模特認校』の普通学級に通わせることにしました。
小学校1~2年生
小規模特認校で1年生は10名という学校に入学しました。
小学校入学時点で、ひらがなはある程度読めるレベル。
入学して最初の頃は授業をとても楽しんでいました。
でも、1年生の後半あたりから、勉強が少し難しくなってきて、宿題に苦労するようになりました。
宿題をすべて終えるのに何時間もかかり、泣きながらやる日もありました。

クラスの懇談会では息子と同じように『宿題に苦労している』という人もいれば『宿題をすぐに終わらせてゲームばかりで困る』という人もいました。人数が少ない学校なので、息子がどの程度のレベルなのかを知るのは難しかったです。
小学校3~4年生
小学校3年生で転校しました。
転校先の学校も小規模特認校を選んで、同じくらいの人数の小学校でした。
でも、前の学校と比べて、少し勉強に力を入れているという印象がありました。
転校してしばらくした頃、息子がこんな事を言いました。

学習塾ってどんなことするの?

勉強を教えてもらうところだよ。

僕、塾に行ってみたい。
息子なりに、前の学校とは違うという事を感じたようです。
息子が通いたいと言うなら通わせてあげようと思いました。
自宅から一番近く、個別指導をしてくれる小さな学習塾に通いはじめました。
塾に行く時にはスキップして行くほど楽しんでいました。
息子の性格的にも大手の集団指導塾ではなく、小さな個別指導塾を選んで良かったと思います。
小学校で補習を勧められる
小規模特認校で児童数が少ない学校なので、どの程度の学力レベルなのかを知るのは難しい部分があります。
そんな小規模の学校でも、やはり息子の学力レベルは低かったようです。
4年生の時には学校で放課後の補習を勧められて週に1回補習を受けました。
全校生徒80名ほどの中で補習を勧められた児童は10名に満たない人数でした。
小学校5~6年生
小規模特認校で何の不安も無い小学校生活を送っていました。
しかし、地元の中学校は急激に人数が増えてしまいます。
そんな中学校が嫌で、人数の少ない私立中学校の受験を目指すことになりました。
息子が通えるレベルで人数の少ない中学校。
決してレベルの高い学校ではありませんが、受験勉強をしなければなりません。
自分で決めた事とはいえ、泣きながら勉強をする日もありました。
標準学力調査の結果
市区町村全体で学年ごとに行われている標準学力調査の結果です。
点数がすべてではないですが、参考までにのせておきます。
科目 | 学年 | 息子の点数 | 全体平均点数 |
---|---|---|---|
国語 | 4年生 | 67.9点 | 75点 |
国語 | 5年生 | 55.4点 | 78.2点 |
国語 | 6年生 | 66.1点 | 79点 |
算数 | 4年生 | 33.3点 | 71.7点 |
算数 | 5年生 | 63.9点 | 70.1点 |
算数 | 6年生 | 77.8点 | 76.5点 |
まとめ
発達に遅れのあった息子の小学校の勉強はどうだったのか?についてまとめました。
小学校入学時点では実年齢よりマイナス1歳以上という感じ。
小学校6年生で実年齢よりマイナス数か月程度に追いついてきたかなという感じです。
小規模特認校だったので、普通学級でも大丈夫だったと思います。
通常の学校の普通学級だったら、周りについていくのが大変だったかもしれません。
息子にとっては、1クラス10名程度の小学校はとても合っていたと思います。
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