療育

3つの小学校の特別支援学級を見学に行った時の体験談

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心臓病で産まれて発達の遅れがある息子は就学相談の結果「特別支援学級(知的)」との判定を受けました。

その結果を受けて、近隣の3つの小学校の特別支援学級を見学させてもらいました。

その時の体験談をまとめています。

就学相談の様子についてはこちらにまとめています。

⇒ 『5歳5ヶ月の知能検査の結果と就学相談の体験談』

 

特別支援学級を否定している訳ではありませんが、当時の私の率直な気持ちを綴っています。

また、情報は2012年当時のものです。

現在とは違っている部分もありますのでご了承ください。

特別支援学級って何?

特別支援学級は教育上特別な支援を必要とする児童のために置いている学級の事です。

小学校にはどのようなクラス(級)があるのでしょうか。

通常学級(普通の学級)

  • 標準人数…40名
  • 授業の進度…カリキュラムに合わせられている

通級指導教室

  • 通常学級に在籍する
  • その子の障害特性に合った個別の指導を受けるために週に何時間か通う教室
  • 在籍している学校に通級指導教室がない場合は近隣校の「他校通級」を利用する

特別支援学級

  • 標準人数…8名
  • 授業の進度…個別の指導計画に基づいた支援や指導を受ける

交流級

  • 特別支援級に在籍し、ホームルームや給食の時間に通常級に移動して活動する
  • 得意な科目、音楽、体育などの授業も、相談して交流級で受けることができる

 

就学相談で判定を受けたとしても、最終的には通う小学校との話し合いで決まります。どのような形が一番その子に合っているのか、よく話し合う事が大切です。

3つの小学校で特別支援学級を見学した体験談

通常は住んでいる地域で行くべき小学校が決まっている場合がほとんどだと思います。

(地域によっては越境が可能な地域もあるようです。)

我が家の場合、ちょうど小学校入学の頃に『分譲賃貸マンションの立ち退き問題』が浮上していました。

立ち退き問題は厄介でしたが『引っ越しをしなければならない=好きな地域を選べる』という事でもあります。

そこで、近隣の3つの小学校に相談に行き、特別支援学級を見学させてもらいました。

A小学校

  • 特別支援学級には現在4年生の知的障害の生徒が1人在籍
  • 新入学生で1人入る可能性があるので、息子と合わせて3人でのスタートとなる
  • 毎日1時間目は身の回りの支度の時間を取っている
  • 通常級は1クラス25名位
学校からの提案
・「体に障害がある事がわかっているのであれば特別支援学級のほうが良いと思います。」というニュアンス。
・人数が少ないので、じっくりと寄り添った指導ができると思います。
・決めるのはご両親とご本人です。通常級でも可能ですが、その場合には補助的な指導はできません。

3人のクラスで息子の発達が望めるとは思えないなぁ…。

幼稚園で身の回りの支度はきっちりできているのに、毎日1時間身の回りの支度と言われても、息子には必要無いと思う。
「決めるのはご両親と本人です」と言いながら「特別支援学級に入ってくださいね」と言われているような気がする。
本当に寄り添った指導をしてもらえる学校とは思えないなと感じました。

 

B小学校

  • 特別支援学級は現在2名在籍
  • 通常級は1クラス40名
学校からの提案
・「障害があるのなら特別支援学級ですね。」というニュアンス。

この学校は「特別支援学級に入っていただきます」という感じで、それ以外の話し合いは無理だなと感じました。

 

C小学校

  • 障害児の受け入れが多く、特別支援学級には6人在籍
  • 知的障害以外に肢体不自由児もおり、可能な限り「通級指導教室」や「交流級」で通常学級の生徒との交流をしている
  • 通常クラスは1クラス20名~25名程度
学校からの提案
・色々な障害のお子さんが通っています。通常学級からスタートして、無理があれば交流級や特別支援学級に進むという事も可能です。
たらこっこ
たらこっこ

一番いい感じの学校かもしれない!

3つの小学校に見学に行きましたが、小学校や校長先生の考え方によって全然違うなというのが率直な感想です。

3つの小学校の中では間違いなくC小学校が良かったです。

ただ、この小学校はその時住んでいた地域からは少し離れた都心に近い小学校でした。

物件がなかなか見つからず、通学路も交通量の多い道路を渡らなければなりません。

小学校には問題が無いのですが、住居や周辺環境に不安がありました。

特別支援学級に入るという事はどういう事なのか?

息子の場合は病気による心身の発達の遅れがあり、発達障害はありません。

就学相談では「限りなくグレーゾーンに近い」と言われました

つまり、こちらが望めば通常級でも可能。

ただし、その場合には加配の先生や特別な配慮はつきません。

幼稚園は小規模でしたが、それでも30名弱のクラスで他の子ども達と同じように活動していました。

それだけに特別支援学級を受け入れらない気持ちがありました。

だからといって、何のサポートもなく通常級に入るのも無理があるような気がしました。

途中で転級はできる?

授業についていけない事を承知で通常級に入るのか、学校がすすめる通りに特別支援学級に入るのか、本当に悩ましい選択でした。

どの学校からも

『通常級⇒支援級、支援級⇒通常級、これらの転級も可能です。入学時にどちらかに決めても、それが卒業まで続くわけではないですよ。』

と言われました。

インターネットの情報や先輩ママの情報では?

インターネットで特別支援学級の情報を調べると、こんな口コミが多く見られました。

学校からはいつでも支援級⇒通常級に移れると言われたけど、一度支援級に入ってしまったら、通常級に戻るのは無理だと思った方がいい。

学校との話し合いを望んでも「お子さんには支援級が合っています」と言われて、通常級に戻る事をやんわりと否定されてばかり。話し合いに疲れる。

心臓病児の通所施設の先生にも聞いてみました。

心臓病児にも色々あるから、明らかに発達障害や知的障害があるなら、特別支援学級のほうが良い場合もあります。
でも、息子くんのように病気による発達遅延だけなら特別支援学級はやめたほうがいいかもしれません。
通常級に入って、どうしても無理があるようなら、その時点で特別支援学級を選択しても遅くはないです。
特別支援学級に入ってしまったら、抜けだすのが大変ですよ。

特別支援学級はやめたほうが良いという情報が多いなぁ。
一度入ってしまったら抜け出せないってどういうことなんだろう…。

3つの小学校に見学に行けば、行きたい小学校が見つかるはずだと思っていました。

しかし、希望に叶う小学校は見つかりませんでした。

まとめ

3つの小学校の特別支援学級を見学に行った時の体験談をまとめました。

特別支援学級と一口に言っても学校によってその対応は様々だと思います。

子どもに合った教育を受ける為に、きちんと話し合う事が大切だと思います。

息子の小学校選びはこの先まだ続きます。

その体験談については、またあらためてまとめようと思います。

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ウチの息子は心臓病

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