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育児

子どもがストレスを感じた時のサインと対処方法

子どもがストレスを感じた時のサインと対処方法
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新型コロナウイルスの影響は子ども達の心身にも及んでいます。

子どもがストレスを感じるとどのようなサインを出すのでしょうか。

国立成育医療研究センターはホームページで『コロナ×こどもアンケート』を実施しました。

このアンケートで7割以上の子どもにストレス反応があった事がわかりました。

たらこっこ
たらこっこ

たらこっこ@nikonikotarakoです。
アンケート結果と共に子どものストレスのサインと対処方法をまとめています

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コロナ×こどもアンケートとは?

  • アンケート実施期間…2020年4月30日~5月31日(全国の多くの学校で休校が続いていた期間)
  • 回答者…小学校1年生~高校3年生の2591人+0歳児~高校生の保護者6116人
小学1~3年生小学4~6年生中学生高校生
コロナの事を考えると嫌な気持ちになる47%39%30%32%
なかなか寝付けなかったり夜中に何度も目が覚める24%26%25%23%
自分の体を傷つけたり家族やペットに暴力をふるうことがある16%10%5%5%

子ども達の声

友だちと会う時間が欲しい。

学校に行きたい。部活をしたい。

息抜きをするものがほしい。

1人で勉強だけの毎日はつらい。勉強についていけるか心配。

保護者への質問

子どもをののしったり、たたいたりした事が今年の1月時点と比べて増えたと思いますか?

この質問に対して『増えた』と回答した割合はこのとおりです。

  • 年少~年長児の保護者…4割超
  • 小学校1年~3年の保護者…4割近く

アンケートの報告書は国立成育医療研究センターのホームページでダウンロードできます。

2020年7月19日まで第2回アンケートも実施しています。

コロナ×こどもアンケートその5-2021年3月31日まで

コロナとの闘いも長期戦になっています。

国立成育医療研究センターのコロナ×こどもアンケートも5回目が終了しました。

ホームページでは過去のアンケート結果を見ることができます。

新型コロナによる自粛生活が思っていた以上に長期戦になる中で、さらに子どものストレスは増加しているというデータも出ています。

別の機関が行ったアンケート結果と共にストレスに効果のある本をご紹介しているページはこちらです。

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子どものストレスのサイン

子どもがストレスを感じると症状にあらわれるのでしょうか?

特に小さい子どもの場合には言葉にできないので、問題行動によってストレスを表している場合があります。

子どもがストレスを感じた時の症状

  • 指しゃぶり
    ⇒ 乳幼児の指しゃぶりは空腹の表現です。しかし2歳以降で指しゃぶりをする場合には手持ち無沙汰、不安、不満などが考えられます。
  • 爪かみ
    ⇒ 4歳頃から爪かみ行動が表れます。敏感で緊張しやすい子どもに多くみられます。成人しても続く場合があります。
  • チック
    ⇒ 意識せずに起こる運動の一種です。「まばたき」「顔をしかめる」「首振り」「首をすくめる」などの動きが表れます。
  • チック(言葉)
    ⇒「チッチッ」と舌打ちする。奇声を発したり、汚い言葉を発する。
  • お腹や胃が痛くなる
    ⇒ 幼児期を過ぎて小学生以降になると、体に不調が表れる場合もあります。
他にもいろいろな症状が考えられます
・落ち着きがなくなる
・イライラしている
・表情が無くなる
・無口になる
・兄弟などをいじめる
・物にあたる
・泣く
・甘え行動が増える
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子どものストレス症状に気付いたらどうすれば良い?

子どもにストレス症状が出たら周囲の大人はどのような点に注意すれば良いのでしょうか?

病気なのかストレスなのか判断する

「頭が痛い」「胃が痛い」「お腹が痛い」と子どもが訴えてきた場合には、病気によるものなのか、ストレスによるものなのかを判断する必要があります。

毎日一緒に生活していれば、病気なのかどうかある程度の判断はつくかもしれません。

しかし、病院に行って診察を受ける事も大切です。

子ども自身も診察を受ける事で安心する場合もあります。

体に問題が無かった場合には医師にストレスについて聞いてみるのも良いかもしれません。

問題行動をやめさせるような事はしない

ストレスによって問題行動があった場合にはどうすれば良いのでしょうか?

「爪をかまない!」「指をしゃぶらない!」と注意してその行動をやめさせようとするのは逆効果です。

問題行動があった場合には『ストレスを感じているのかもしれない』と心にとめて、行動そのものをやめさせるような事はしないほうが良いでしょう。

子どもの話をじっくり聞いてあげる

子どもがストレスや悩みを感じていても、それを親に伝えるのは難しいかもしれません。

子どもの変化に気がついたら、こちらから声をかけてあげましょう。

「最近自分の部屋に行く事が多いけど大丈夫?」「夜眠れてる?」「学校で何か困った事があった?」など具体的にこちらから聞いてあげると子どもも答えやすくなります。

子どもの話は最後まで聞きましょう。

アドバイスをするのではなく、子どもの気持ちをそのまま受け止めて「そうだったんだ。」「無理しなくていいよ。」と共感してあげる事が大切です。

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子どものストレス我が家の場合

息子にも明らかにストレス症状が表れた事がありました。

参考にご紹介します。

幼稚園年長のストレス

息子の通う幼稚園は縦割り保育で年長になると下の子ども達をまとめて、運動会などの行事をまとめる役割があります。

この時期、多くの年長児にストレス症状が表れていました。

・うちの子は10円ハゲができた
・今まで優しかったのに、弟をいじめるようになった
・毎朝「お腹が痛い」と言うようになった
他のママ達からもこのような声を聞きました。
そして、息子にもチック症状が表れました。
まばたきの回数が明らかに増えていました。
息子を含めて多くの子どもにストレスが表れました。ストレスが表れたのは年長になった4月~夏休み明け頃まででした。秋の運動会を終えて、大役をつとめあげた子ども達からは、少しずつストレス症状が無くなりました

転校によるストレス

小学校3年生で転校した息子。

小規模校から小規模校への転校で、クラスの人数も少なくすぐにみんなと友達になりました。

息子さん
息子さん

新しい学校楽しいよ!

そう言って毎日楽しそうに登校していました。

しかし、家に帰ると『チッチッ』と舌打ちするような行動が出始めました。

転校によるストレスは当たり前だと思ったのでしばらく様子を見守りました。GW明け頃から『チッチッ』の回数が減って、夏休み頃にはまったく無くなりました
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コロナストレスはどう乗り切る?

新型コロナの影響によるストレスは大人も子どももすべての人が感じているものだと思います。

子どもがこの状況でストレスを感じるのは、むしろ当たり前かもしれません。

問題行動があったり、生活リズムが乱れていても、無理に元に戻そうとせずにゆっくりと見守る事が大切かもしれません。

家族全員で「コロナのせいだ!」と文句を言って共感してストレス発散するのも良いかもしれません。

これを機に家族全員で新しい趣味を作ったり、コロナが落ち着いた後の旅行の計画を立てるのも楽しいですよね。

国立成育医療研究センターではアンケートの結果と共に こどもが考えた気持ちを楽にする23のくふう も公開しています。

可愛いイラストと共にこどもが考えたくふうが紹介されています。

家族で一度読んでみるのも良いかもしれませんね。

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まとめ

新型コロナで子どもは大人が思っている以上にストレスを感じているのかもしれませんね。

発達期の子どものストレスは心身に大きな影響を与えるものです。

大変な時期ですが、子どものストレスを敏感に感じて、うまく乗り切っていきたいものです。

最後まで読んでいただきありがとうございました

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たらこっこ

Profile

心臓病児を育てるアラフィフお気楽主婦。
先天性心疾患の情報・発達のんびりっこの育児情報などを発信中!息子の病気についてはプロフィールページをどうぞ!

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