30年以上前に書かれた『天国の特別な子ども』という詩を知っていますか。
エドナ・マシミラという牧師夫人によって書かれた詩です。
彼女は5人の子供に恵まれ、そのうちの1人がダウン症でした。
『私には特別な助けを必要とする子どもたちのための詩を書く能力が与えられている』と思った彼女が書いた詩です。
天国の特別なこども
エドナ・マシミラ作
大江 裕子訳
会議が開かれました。
地球からはるか遠くで。
『また次の赤ちゃん誕生の時間ですよ』
天においでになる神様に向かって、天使たちはいいました。
この子は特別の赤ちゃんで、たくさんの愛情が必要でしょう。
この子の成長はとてもゆっくりに見えるかもしれません。
もしかして一人前になれないかもしれません。
だからこの子は下界で出会う人々にとくに気をつけてもらわなければならないのです。
もしかしてこの子の思うことは、なかなか分かってもらえないかもしれません。
何をやってもうまくいかないかもしれません。
ですから私たちは、この子がどこに生まれるか注意深く選ばなければならないのです。
この子の生涯が、しあわせなものとなるように。
どうぞ神様この子のためにすばらしい両親をさがしてあげて下さい。
神様のために特別な任務をひきうけてくれるような両親を。
その二人はすぐには気がつかないかもしれません。
彼ら二人が自分たちに求められている特別な役割を。
けれども天から授けられたこの子によって、ますます強い信仰と豊かな愛をいだくようになることでしょう。
やがてニ人は、自分たちに与えられた特別の神の思召しをさとるようになるでしょう。
神からおくられたこの子を育てることによって。
柔和でおだやかなこの尊い授かりものこそ、天から授かった特別な子どもなのです。
まとめ
人によって色々な感じ方がある詩だと思います。
旧ブログでもご紹介した詩だったので、あらためて掲載しました。
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