小学校入学を控えてランドセル選びを考え始めた時の息子は身長100㎝体重13㎏でした。
小さい子に合うおすすめのランドセルは何なのか…。
ランドセルアドバイザーに話を聞いて小さい子におすすめのランドセルを教えてもらいました。
ご訪問ありがとうございます。たらこっこ@nikonikotarakoです。
息子のラン活は2012年頃の話なので、ランドセルのモデルは今とは少し異なる部分がありますが、小さい子のランドセル選びに悩んでいる方には参考になると思います!
目次
小さい子のランドセル選びで重視したこと
体の大きさが標準~大きいお子さんであれば、ランドセルの質感やデザインなどを重視するかもしれませんね。
でも、体が小さい子は重いランドセルをちゃんと背負って登校できるのかという不安があります。その不安を少しでも解消するためのランドセル選びがはじまりました。
ランドセルの重さを重視
ランドセル選びで一番重要視したのは重さです。
- 革のランドセル…1300g前後
- クラリーノ素材…1000g前後
- 超軽量素材…800g未満
このように重さだけみても色々な種類があります。
体のサイズが小さな息子には少しでも軽いランドセルが良いのではないかと思いました。
でも、ネットの口コミ情報や、幼稚園ママ達の話を聞くと、軽ければ良いというものでもないようです。
逆に多少重くても体にフィットしていれば、それほど重さを感じない。
ランドセルって色々な種類があって選ぶのがむずかしい。ひとまずいくつかのメーカーのカタログを取り寄せてみよう
ランドセルアドバイザーからのアドバイス
ランドセル選びに悩み、色々とネット検索をしていたら『ランドセルアドバイザー』という文字が目に入りました。
メールで子供に合ったランドセルを、メーカーにこだわらずアドバイスしてくれるというので連絡してみました。
この時点で気になっていたフィットちゃんランドセル・天使のはね・ハネッセルの3つのランドセルについて聞いてみました
ランドセルの重さについて
ランドセルに教科書を入れると約4kgくらいになります。
体重13kgということは、体重50kgの大人が約17kgの物を背負って歩くのと同じです。
ランドセルそのものの重さにはメーカーによって多少の違いはありますが、誤差は300g程度です。
教科書1冊や2冊の違いで300gの違いは出てきます。
ですから、重さにこだわる必要は無いと思います。
大切なのは、体に合うということ。
本を入れた状態でランドセルを背負わせて、痛がらないランドセルを選ぶことが大切です!
ランドセルの大きさについて
今年(2012年)のランドセルは “A4クリアファイルサイズ” がほとんどです。
これだとランドセルが大きくなります。
数年前までのモデルは “A4教科書サイズ” で今年のランドセルよりも小さく作られています。
クリアファイルが入らないと困るかというと、実際はそうでもありません。
プリントは折って入れてくることが多いので、教科書サイズであれば充分です。
息子さんの体のサイズを考えると、今年モデルのランドセルはどれも大きく体に合わないような気がします。
選ぶなら、数年前の小さいモデルのほうが良いと思います!
ランドセルの種類について
- ハネッセル:とても良いと思うのですが今年モデルは息子さんには少し大きすぎるような気もします。数年前のモデルは合うと思うのですが、重さが1800gあるのでちょっと重すぎるでしょうね
- 天使のはね:多分、肩が浮いてしまうと思います
- フィットちゃん:今のモデルの中では、一番息子さんに合うような気もします。
いずれにしても、本人に背負わせて合わせてみることが大切です。
実際に背負ってみて試せるお店がないかどうか探してみると良いと思いますよ
旧モデルのランドセルはどうなのか?
ランドセルアドバイザーにアドバイスしていただいた中で「選ぶなら数年前の小さいモデルのほうが良いと思います」という部分がとても気になりました。
でも、パパさんにこの話をしたら
旧モデルなんてやめたほうがいいよ。
みんなと同じがいいんだよ。
今は教科書サイズを持ってる子供がいるかもしれないけどあと数年したらクリアファイルサイズが主流になるんだろ。
みんなクリアファイルが入るのに、自分だけ入らないなんてなったら可愛そうだよ。
体の大きさなんて心配するほどのことじゃないと思うよ。
やってみればなんとかなるもんだと思うよ。
オレは、学期末に荷物を全部持ち帰らなくちゃいけない日は重いと思ったけど、それ以外で重いと思った記憶は無いよ。
今年モデルの中で合う物を探すのが一番だよ
今は身長180㎝超えのパパさんですが、早生まれで小学校の頃はクラスで一番小さい子でした。
そのパパさんの話は説得力があります。
それに旧モデルはお店ではほとんど取り扱っていません。
並んでいるのは今年モデルばかりです(当たり前だけど…)
旧モデルが欲しいとなれば、ネット通販で買うしか無いけれどネット通販でも旧モデルがあるのかどうかはわかりませんでした。
実際に背負って試してみる
ここまで色々なカタログを取り寄せたりランドセルアドバイザーに話を聞いて絞り込んだ2つのランドセル。
- フィットちゃんランドセル
- ハネッセル
このどちらかにしようというところまで決まりました。
ハネッセルを試してみた
ハネッセルランドセルは1280gとちょっと重たいランドセルですが荷重分散システムによってとても軽く感じるとのこと。
さらにベルト部分がフリーアジャストになっているので、最適なサイズ調節が可能。
カタログでしか見れなかったランドセルを実際に見てみて期待が高まりました。
そして、いよいよ実際に背負わせてみました。
ところが…
最適なサイズが可能なはずのフリーアジャストを一番短くしても、息子の体にはゆるゆるで、ベルトが肩からずり落ちる状態。
こりゃあ、ダメダメです。
ランドセルアドバイザーの方に「今年のモデルは小さい体のお子様には大きいと思います」と言われていた通りになってしまいました。
ハネッセルは取扱店が少なくて近所のショッピングセンターにはありませんでした。
あまりメジャーなランドセルではないようですが、現在も楽天市場では取り扱いがありますよ
価格:61380円 |
フィットちゃんランドセルを試してみた
フィットちゃんランドセルにはオーダーメイドで自分好みのランドセルを作れるというシリーズがありました。
色や内装柄を選び、さらにはびょうの形も丸や星型が選べたりネーム部分も形が選べるというもの。
星の形もカッコいいね~
うん。カッコいい!
カタログを見ながら息子と一緒に盛り上がり帰宅したパパさんに話しました。
ダメだよ!
高学年になった時の男子の気持ちを知らないだろ。
高学年になって星なんて恥ずかしくてやってらんないよ!
シンプルでないとダメなんだ!
星くらいなら大丈夫と思うのは母親だけなのでしょうか…。
とりあえず近所のランドセル売り場に行ってみました。
フィットちゃんランドセルは残念ながら女の子モデルしか置いてありませんでした。
でも、欲しいと思っているモデルに一番近い形の物だったので背負わせてみました。
今日はとりあえずどんな感じなのか背負ってみるだけだからね。
女の子用だけど気にしないでね
ランドセルのほうが明らかに大きくて、ランドセルが歩いている感じは否めません。
でもなかなかフィットしている感じでした。
大喜びで走ったり飛んだり、開けたり閉めたりしたあと
コレいいじゃん!
ボクこれでいいよ!
ハートついてるけど、まぁいいよ!
コイツ…。
何のこだわりもないじゃん。
フィットちゃんランドセルはそれなりに、小さい息子の体にフィットしているという事はわかりました。
後日、フィットちゃん機能のついた百貨店モデルのランドセルを見るためにデパートへ行きました。
お目当てのフィットちゃん機能のついたランドセルは1260gです。
中に教科書サンプルを入れて背負わせたら、後ろにのけぞってひっくり返りそうになる息子さん。
体にはフィットしているような感じだったけれど、やっぱり重さは否めません。
ランドセルアドバイザーの方には300g位の誤差は気にしない方が良いと言われていましたが、後ろにのけぞる息子を見たら少しでも軽い方が良いのではないかと思いました
フィットちゃんランドセルに決定
色々と悩んだ結果、カタログで見たフィットちゃんランドセルの1080gのモデル(グッドボーイ)に決定しました。
実物を見ないでネットで買うのは、少し不安がありますが似たタイプのランドセルを見て背負わせてみたので、そう大差はないだろうと思いネットで購入する事にしました。
現在のモデルでは1080gよりも少し重くなっているようですが、フィット感には大差はないと思います!
小さい子のランドセルのおすすめはコレ!
息子がランドセル選びをしたのは2012年でしたが、当時も今も変わらずフィットちゃんランドセルと天使のはねは人気のランドセルではないでしょうか。
他にも色々なメーカーのランドセルが出ていますが、とりあえずフィットちゃんか天使のはねで悩むという人も多いと思います。
身長100cmの息子に天使のはねも背負わせてみましたが、はねと言われる部分が肩甲骨に当たって浮いてしまいました。
フィットちゃんか天使のはねであれば小さい子のランドセルにおすすめなのはフィットちゃんランドセルというのが私の結論です!
とはいえ、天使のはねも人気ですよね。
ともかくどちらも背負ってみる!というのが一番良い方法だと思います
ランドセルを背負って登校してみた結果は?
小さい子が大きなランドセルを背負って登校するとどうなるのでしょうか。
息子は小規模特認校という小学校に通っていたので通学経路も少し特殊でした。
- 駅から数分歩く
- 5分ほどバスに乗る
- 10分ほど船に乗る
- そこから10分ひたすら急な山道を登る
1年生の最初の頃は帰りもバスに乗って帰ってきていました。
しかし夏休みを過ぎたあたりからは、バスに乗らずに30分ほどかけて歩いて帰ってくる日もありました。
バスに乗って帰ってくるほうが楽じゃないの?
たまには歩いて帰りたい日もあるの!
こんな事を言いながら、お友達と一緒に歩いて帰る日が多くなりました。子どもは親が思っているよりも、ずっとたくましいものだなと感じました。
息子が通った小規模特認校は通学路はハードでしたがとても良い環境でした。小規模特認校の小学校に決まるまでのお話はこちらにまとめています。
障害児の小学校選び。受け入れてくれた小規模特認校とは
まとめ
ランドセル選びはどのお母さんでも悩むものだと思います。
まだまだ幼くて小さい子がこんなに重い物を背負って登校するの?と不安になります。我が家の息子も人一倍小さいタイプなので不安だらけでした。
入学式の日にはとても大きく感じたランドセルですが不思議と数ヶ月もすると体に馴染んで、小さな息子でもそれなりに小学生に見えるようになりました。
ちなみに、我が家は小学校3年生で引っ越しをしました。
引っ越した先の小学校はランドセルではなくランリュックという特殊なリュック型カバンを使用していたので、ランドセルの使用期間はわずか2年でした。
でも、ランドセル選びに奮闘した日々は今でも良い忘れられない思い出になっています。
息子のような体の小さい子のランドセル選びの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました