子どもに重症な病気がある場合などに住んでいる地域の病院ではなく名医を求めて遠方に入院する場合があります。
そんな時に親の滞在場所はどうすれば良いのでしょうか?
子どもの入院で遠方の病院に入院する場合の親の滞在場所についてまとめています。
ご訪問ありがとうございます。たらこっこ@nikonikotarakoです。
東京から福岡への遠方入院とコロナ禍で自宅に帰れなかった2020年の近距離入院の体験談をご紹介します
目次
子どもの入院で親の滞在場所は?
子どもが入院する場合には、大きくわけて2つのパターンに分けられます。
- 親も付き添い入院で病室に寝泊まりする場合
- 親は付き添い不可で日中の面会時間のみ病室で付き添う場合
それぞれの場合で親の滞在場所が必要になるのはどうしてなのでしょう?
・子どもが手術になると一旦病室を出ます。手術日~手術後ICUに入っている間は付き添う親の滞在場所が必要になります
・付き添う親以外の家族が面会などをする場合に滞在場所が必要になります
・面会時間以外は病室を出なければならないので滞在場所が必要になります
子どもの入院で親の付き添いはどんな感じ?ポイントまとめ
親の滞在場所はどう探す?
子どもの入院の場合は親の滞在場所が用意されている病院もあります。
まずは病院に確認してみることが大切です。
病院が運営している滞在場所が無い場合でも、近くの滞在場所を教えてもらえる場合があります。
家族の滞在施設としては『ドナルド・マクドナルド・ハウス』が全国的に有名ですね。
病院の近くにこのような滞在施設が無い場合もあります。
その場合にはウィークリーマンションやマンスリーマンションを借りる、ホテルに泊まるなど自分で滞在場所を探す必要があります。
我が家の入院の体験談
息子の手術が可能な病院を探していくつかの病院でセカンドオピニオンを行った結果、東京から福岡の病院に行って手術をする事が決まりました。
セカンドオピニオンについてはこちらにまとめています。
東京から福岡への遠方入院
2007年当時の福岡こども病院の近辺には親の滞在施設がありませんでした。
福岡こども病院は親の付き添い入院が必要な病院です。
我が家の場合はパパさんも長期休暇をとって、家族みんなで福岡に行きました。
その為病院の近くにウィークリーマンションを契約しました。
当初の入院予定期間は1か月でした。
しかし実際には4か月かかりました。
この間のウィークリーマンションの費用は40万円ほどかかりました。
東京から福岡への移動は新幹線でした。酸素と経管栄養をつけた状態だったので新幹線の多目的室を借りて移動しました。
コロナ禍での大阪⇒京都の入院
2020年の夏に13年ぶりの心臓手術で入院しました。
大阪の自宅から京都の病院まで車で1時間。
病院は親の付き添い入院が必要です。
手術後にICUに入っている間も1時間で自宅に帰れる為、通常であれば親の滞在施設は必要ありません。
しかしコロナ禍の入院で病院側から県外移動禁止と言われてしまいました。
その為ICUに入っている数日間は親の滞在施設が必要です。
京都には京都ファミリーハウスという滞在施設があり、そこを利用しました。
病院からほど近い場所にあり、一般のアパートの一室で生活用品はすべて揃っています。
私は一人で滞在していますが兄弟児を含めて家族みんなで滞在する事も可能な施設です
臨機応変に対応できる施設を選びましょう
子どもの入院はあらかじめはっきりとした期間がわかるものではありません。
予定入院期間よりも短くなる事もあれば大幅に長くなる事もあります。
そのような事を想定して臨機応変に滞在期間を変更できる施設を選ぶ必要があります。
病院選択の際には滞在施設の有無も考える必要がある
病院を決める際に一番優先すべきことは『どの病院なら望む治療が可能なのか』という事です。
望む治療ができる病院がひとつしかないという場合にはどうしようもありません。
しかし、同じようなレベルの治療ができる病院がいくつかある場合もあります。
そのような場合には、家族の滞在施設の有無も考えて病院選びをすると良いと思います。
滞在施設がある病院であれば親の滞在費用は抑えられます。
しかし滞在施設が無く、自分でどこか借りる場合にはかなり費用がかかってきます。
ドナルド・マクドナルド・ハウスも京都ファミリーハウスもボランティアや寄付によって運営されています。
滞在費用は1人1泊1000~1500円位です。
このような施設がある病院だと安心ですね。
まとめ
子どもが遠方の病院に入院する場合の親の滞在場所について体験談をまじえてまとめました。
子どもが入院となると、それだけで頭がいっぱいになってしまいます。
しかし、遠方入院の場合には親の滞在場所を考えておく事が必要です。
最後まで読んでいただきありがとうございました