子どもの付き添い入院をする時に親が寝る場所・病院の簡易ベッド・寝具はどんな感じなのか気になりますよね。
そこで私の実体験をもとに子どもの付き添い入院で親が寝る場所や簡易ベッドについて、いくつかの例をご紹介します。
ご訪問ありがとうございます。たらこっこ@nikonikotarakoです。4つの病院で合計10回以上の付き添い入院を経験してきた心臓病児の母です
付き添い者の簡易ベッドや寝具は病院によって多少の違いがありますが、だいたい似たような感じなので事前に知っておくといいですよ!
まず最初に付き添い入院全般について知りたいという方はこちらをどうぞ。
付き添いの親が持参するべきもの、病院内の施設などについてまとめています。
目次
子供の付き添い入院で親が寝る場所はどんな感じ?
子供の付き添い入院で親が寝る場所は主に簡易ベッドになります。
後で詳しく書いていますが赤ちゃんに付き添う場合には同じベッドで添い寝ということもあります。
付き添い者の簡易ベッドは病院によって違います。
だいたいこの2つのどちらかのパターンです。
- 日中は椅子として使用し、夜はベッドとして使用する
- 安定感があって比較的寝やすい
- 寝具(布団・枕)は用意する必要がある
☝ソファーベッドタイプの一例です。これはかなり良いタイプのベッドです
- 日中は折りたたんで置いておく(壁際などに立てかけておく)
- 幅が狭くギシギシするので寝返りをするのは困難
- 真ん中の折りたたみ部分が凹んで寝にくい
- 寝具(布団・枕)は用意する必要がある
☝折りたたみ式簡易ベッドの一例です。長年使い古されてボロボロという場合もあります
子どものベッドで添い寝はできる?
病室の子どものベッドで添い寝をするのが可能かどうかは病院によって違います。
付き添い入院の時には付き添い者の寝る場所がどのパターンなのか事前に確認しておくといいですよ
付き添い者の寝る場所の実例
ここからは私がいくつかの病院で体験した実例をご紹介します。
実例1:簡易ベッドの貸出無料・寝具有料の例
- ベッドは折りたたみ式の簡易ベッド
⇨ 貸出は無料 - 寝具は有料で1日380円(2007年当時)
⇨ 自宅から持参する事も可
この時は遠方入院だったので寝具は持参する事はできず有料で借りました
- 簡易ベッドの幅はとても狭いのに貸出寝具は通常の布団だった
⇨ 簡易ベッドから布団がはみ出して床につき汚れて不衛生 - 簡易ベッドがギシギシして寝にくい
⇨ 寝返りはとても無理 - ICUに入っている期間を除くと約3ヶ月の付き添いだったので寝具代もかなり高くなった
実例2:簡易ベッドの貸出無料・寝具を持参の例
①の病院と同じ病院で再び入院することになりました。
転勤で引っ越しをして病院が近くなったので寝具を持参する事にしました。
キャンプの体験を生かしてキャンプマット・キャンプ用の簡易枕・子供用の寝袋を持参しました
- 寝袋なので簡易ベッドから寝具が落ちるという心配がなくなった
- キャンプ用のマットを敷いたので少しだけ寝心地が良くなった
- 寝具代がかからない
実例3:床に布団を敷いた例
簡易ベッドは動くたびにギシギシと音が鳴り、本当に寝にくいものです。
私が付き添い入院をしていた当時は床にビニールシートやゴザを敷き、その上に自宅から持参した布団を敷いて寝ているお母さん達もいました。
簡易ベッドを使うくらいなら床に寝たほうがマシ!という人や比較的長期間入院する人はこのパターンでした。
床で寝るなんて今ではちょっと考えられない事かもしれません。
この時の付き添い入院は他にも色々と面白い事がありました。
付き添い入院、福岡こども病院の昔の話。今では考えられないこと
今は感染症対策で床に寝る事を禁止されている場合も多いと思います。このあたりも病院によって違うのでよく確認が必要です
実例4:個室と大部屋でベッドが違う例
子どもの付き添い入院の場合には病室を選べない病院も多くあります。
差額ベッド代を払えば個室に入れるという病院もありますが、小児病棟では病状によって部屋が決められる場合があります。
私が経験した病院はこのような感じでした。
- 個室はソファベッド
⇨ 手術後の観察や隔離が必要な人だけ個室に入れる - 大部屋は簡易ベッド
⇨ 病状が回復したら大部屋に移動
個室のソファベッドは簡易ベッドのようにきしまないのでだいぶ楽
個室か大部屋かで付き添い入院のストレスもだいぶ変わってきますが、これも病院によって違いがあるので確認するといいですね
必ず寝具を借りなければならない病院もある
ここまで紹介してきた実例の病院では付き添い者のベッド代は無料でした。
でも病児仲間に話を聞くとベッド代も有料という病院もあります。
このような病院では有無を言わさず寝具代がかかってしまいますね
付き添い入院でおすすめの布団は寝袋
寝具を持参する場合にはかさばらず荷物にならず寝やすい布団=寝袋がおすすめです。
病室の気温は快適な温度に保たれている事が多く、薄手のタオルケットや布団が1枚あれば十分です。
私の場合はキャンプ用で購入していた息子用の軽い寝袋を持参しました。
今は販売されていませんが同じディズニーシリーズのこんな感じの寝袋です☟
寝袋としてはかなり薄手のタイプです。
この寝袋に薄手のタオルケット1枚を持参して寒いということはありませんでした。
息子はミッキーマウスが大好きだったので大きなミッキーマウスがプリントされた寝袋に大喜びでした。
子供が喜ぶキャラクターの寝袋は病室も明るくなるのでおすすめです。
子供用の寝袋はかなり薄手なのでタオルケットなどが必要です。
もう少し機能性の高い寝袋であれば寝袋だけで充分。
病院で使うので軽量で洗えて頭まですっぽり覆う寝袋がおすすめです。
枕があると快適
枕も持参すると快適に寝ることができます。
かさばらない携帯枕で寝ていてズレないものがおすすめです。
病院の簡易ベッドは痛い
ここまで付き添い入院で親が寝る場所の事例をいくつか紹介してきました。
共通して言える事は
病院の簡易ベッドは痛い!
朝起きたら(というかほぼ寝れない…)体がバキバキでどこが痛いのかどうかもわからないような状態です
でも付き添いの親が体調を崩すわけにはいきません。
付き添い入院はストレスを感じるものです。
過酷な環境だからこそ、少しでも快適に寝るための工夫をする事が大事です!
- 寝具が持参可能の場合には寝袋がおすすめ
- 枕は携帯枕がおすすめ。どうしても眠れない場合はマイ枕を持参する
- 病室は完全には暗くならないのでアイマスクがあるとgood
- 大部屋の場合に周囲の音が気になる場合があるので耳栓があるとgood
大部屋の場合には同室の人の物音でなかなか寝れない事もあります。
また夜中でも看護師さんが様子を見にきます。
そんな状況でも眠れるようにアイマスクや耳栓も準備しましょう。
楽天市場の旅行用品・機内リラックスグッズ・アイマスクの3部門で1位を獲得したこちらのアイマスクはふわとろ素材でふんわりとした肌触りが人気の商品です。
商品を購入して到着後にレビューを投稿すると耳栓1ペア2個セットがプレゼントされるのでお得ですよ。
マットレス持参で快適に
寝袋・枕・アイマスク・耳栓があれば大丈夫!と言いたいところですがそれだけでは寝心地は良くなりません。
付き添い入院で少しでも快適に眠れるようにするにはマットレスがあるとベストです。
お手頃価格なキャンプマットが便利
キャンプマットはかさばらず入院以外の様々なシーンでも使えるのでおすすめです。
私は最初厚さ2cm程のレジャーマットを持参していましたがこれでは体の痛さが改善されなかったのでこちらの厚さ5cmのキャンプマットを購入しました☟
口コミでは厚さ3cmでも充分に寝心地が良いという声もあります。
3cmマットは値段も手頃でおすすめです。
- キャンプで使える
- 車中泊にも使える
- 防災用にも使える
- 付き添い入院でも使える
- 運動会の観戦でも使える
- 屋外遊びでの昼寝に使える
- 折りたたむとコンパクト
長期入院なら高級マットレスも
入院が長期に及ぶと付き添いの親の体調も悪くなりがち。
思い切って高級マットレスを購入するのも手です。
私も数ヶ月に及ぶ付き添い入院で体がガチガチになりました。
最初から長期入院とわかっていれば思いきってエアウィーブを買っていたかもしれません。
まとめ
子どもの付き添い入院で親の簡易ベッドや寝具はどんな感じなのかについてまとめました。
病院によっていろいろと違いがあるので事前に確認しておくと安心です。
付き添い入院で準備しなければならない物はいろいろあります。
付き添い者の寝具関係は忘れがちですが、実はここが一番大事かもしれません。
自分なりの工夫をして少しでも快適になるようにしましょう。 最後まで読んでいただきありがとうございました