突然ですが誰かのために祈った事はありますか?
祈りというと気休めや迷信というイメージもありますよね。
でも祈りの効果は科学的に証明されているという実験データがあるんです。
祈りの実験はどのようなものだったのか気になりますよね。
祈りの効果が科学的に証明されているというのは本当なのか調べてみました。
ご訪問ありがとうございます。
たらこっこ@nikonikotarakoです。
息子が心臓病で産まれてから祈る事が増えました。
実験で裏付けされていると信じたくなりますよね
祈りの効果は科学的に証明できる?
私は特に信仰を持っているわけでもなく祈りに対して半信半疑の部分もあります。
でも実験で効果が出ていると聞くと信じたい気持ちも出てきます。
祈りに関する実験は今までいくつか行われています。
どんな実験が行われたのでしょうか?
1.カリフォルニア大学での実験
対象:心臓病の患者393人
方法:192人と201人にグループ分け
実験:192人のグループだけ、毎日他の人から祈りを送ってもらう
心臓病が悪化し抗生物質の投与を必要とした人数
祈りを送ってもらったグループ…3人
送ってもらわなかったグループ…16人
心臓病が悪化し気管内挿管を必要とした人数
祈りを送ってもらったグループ…0人
送ってもらわなかったグループ…12人
2.ミズーリ州の病院での実験
対象:1000人の患者
方法:2つのグループに分ける
実験:片方のグループだけ、他の人から祈りを送ってもらう
病気の回復がどの程度早かったかをみる
祈りを送ってもらったグループ…送ってもらわなかったグループに比べて10%も回復が早かった
3.デューク大学の実験
対象:65歳以上の4000人
方法:1986年から1992年にわたって何歳まで生きたのかを調査
実験:毎日祈りをささげている人と祈りを行わない人との違いをみる
毎日祈りをささげている人のほうがずっと長生きだったという結果が出た
しかし『祈り』というものに対してきちんと実験を行ったという事は凄い事ですよね。
祈りの実験からわかること
いくつかの実験からわかることはこのような事です。
『祈り』は自分の為でも他人の為でも効果がある
毎日自分や家族の為に祈っている場合には祈りの効果があるのは納得できます。
しかし、実験ではコンピュータで無作為に選んだ人に名前だけを伝えて祈ってもらっています。
面識が無い人の為に祈っても効果があるという事です。
特別に信仰の無い人でも『祈り』に効果がある
日本人には特別な信仰を持っていない人も多いです。
しかし『祈り』は宗教は関係なく効果があります。
日本人は古くから季節ごとの行事や神事を大切にしています。
それは『祈り』の効果を信じているからと言えますね。
『祈り』に距離は関係ない
実験では住んでいる地域も無作為に選んでいます。
『祈り』には距離は関係ないという事です。
遠く離れた知り合いの為でも、違う国の知らない人の為でも祈りの効果があるんです。
効果的な『祈り』とは
では、同じ祈りでも効果的な祈りというものはあるのでしょうか。
苦しい時ほど効果がある
祈ってもらう人が『とても重い病気』であったり『とても辛い境遇』であればあるほど祈りの効果が大きくなります。
祈りの量=祈りの効果
祈りの量と効果は比例します。
『時々祈る』ではなく『毎日祈る』ほうが効果があります。
祈りの相手を明確にする
漠然と祈るのではなく、具体的にその人を思い浮かべて祈るほうが効果があります。
カリフォルニア大学の実験では名前だけを渡しています。
面識はなくとも『〇〇さんのために』と祈るだけで効果があります。
祈りの事柄を明確にする
漠然と『回復しますように』『状況が良くなりますように』と祈るのではなく『ガンの手術が成功しますように』など具体的に祈るほうが効果があります。
祈りの経験の長い人の方が効果がある
祈りの効果は経験に比例します。
神主さんや牧師さんの祈りの効果はとても大きいということです。
一般の方の場合には困った時だけ神頼みをする人よりも、毎日祈りをささげている人の方が効果があります。
神社で厄払いや合格祈願など一度は経験した事があるのではないでしょうか。
こうして見てみると「願いを明確に」「苦しい時ほど」など神社での祈願はとても効果があるという事ですね
ただ祈るだけでもいい
『祈りましょう』と言うと宗教の勧誘のようですが私は大した信仰もありません。
でも、息子が心臓病で産まれてからは、毎年必ず神社でご祈祷をしてもらっています。
『祈る』という行為は相手を思って行うものですが、自分自身の気持ちを落ち着かせて心を穏やかにする効果もありますよね。
細かい事は気にしない
『神社で祈らないとダメなの?』『神棚が無いとダメなの?』そんな細かい事は気にしなくてもいいんです。
- 毎日空を見て誰かの為に祈る
- 毎日自分や家族の為に祈る
ただそれだけでも祈りの効果はあります。
息子が「助からないかもしれない」と言われたりパパの心臓が止まった経験があります。
祈ることしかできずに、無力で、気持ちの持って行き場がわからなくなって、不安で不安で、とにかく祈るしかありませんでした。
でも、祈りにこんな効果があると思うと、無力ではないと思えます
重い心臓病で産まれた息子が「助からないかもしれない」と宣告された時の様子はこちら
パパさんの心臓が止まった時の様子はこちら
2人とも命の危機を脱して今は元気に過ごしています。
これも祈りの効果かもしれません。
息子の心臓手術では多くの人の祈りが届きました
2020年8月に息子の13年ぶりの心臓手術がありました。
少しでも多くの人の助けが欲しいという思いでTwitterに『応援してね』と投稿したところ多くの人が応援してくれました。
今日は13歳の息子の心臓手術です❗涙をこらえて手術室に入りました。応援の『❤』をもらえると励みになります✨ pic.twitter.com/NULLhZ0C7a
— お気楽主婦たらこっこ@心臓病息子は14歳 (@nikonikotarako) August 4, 2020
2000人以上の人がイイネしてくれたんだよ!
いつもほとんどイイネがつかないのにスゴイね!
手術を終えた息子は嬉しそうでした。
たくさんの人が応援してくれているという事実が見えて、術後の苦しい治療も乗り切る事ができました。
いまだにこのイイネの件数は私の最高記録(いや、息子の記録?)となっています。
手術当日の朝にかなり緊張した様子で泣き出してしまった息子。
それを見て術後の息子を少しでも元気にしたいという思いでTwitterに投稿しました。
結果は想像をはるかにこえて効果抜群でした。
ネット時代の今はSNSを使った祈りでも十分に効果があるのかもしれませんね。
終わりに
1年に1度の七夕の日には短冊に願い事を書きますが、それと同じように祈りを習慣にしてみませんか。
『新型コロナウイルスが1日も早く終息しますように』
『大雨の被害がこれ以上広がりませんように』
誰もが予想していなかった今の日本の現状はみんなで祈れば少しは変わるでしょうか…。
病児を育てる私が一番願う事はこれです。
『病気で入院している子ども達が1日も早く退院できますように』
大切な誰かのために祈ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました