幼稚園や保育園に入園したのはいいけれど毎朝登園のたびに泣いてしまうお子さんもいますよね。
朝の忙しい時間にグズグズ泣き始めるとこっちもイライラ…どう対応するのが正しいのか悩むものです。
ウチの息子も登園のたびに泣く子でした。
幼稚園のベテラン先生から聞いた子どもが泣く時の対応の仕方や注意が必要な時などをまとめています。
たらこっこ@nikonikotarakoです。
入園して最初の試練が朝のお別れかもしれませんね。
先生からのアドバイスと私の体験談をまとめました
目次
登園で泣く子と泣かない子
同じように入園したのに、うちの子ばかり泣くのはどうして…
毎朝泣く子のママ達はそんな気持ちを抱えているのではないでしょうか。
泣く子と泣かない子がいるのはその子の性格によるところが大きいようです。
息子の通っていた幼稚園では2歳児から受け入れていましたが、2歳児でも全然平気で登園できる子もいました。
逆に年中さんになってもグズグズしている子もいます。
泣くときの対応はどうすればいいの?
では子どもが登園で泣く時に親はどのように対応すれば良いのでしょうか。
登園時は別れを惜しまず笑顔で見送る
幼稚園のベテラン先生に言われた一番のポイントはコレです。
大泣きしていても教室に入るとケロっとしているもんですよ!
別れを惜しんでいつまでも見送ったりするとママの姿が見えるので子どもも気持ちが引きずられるんです。
登園の時には笑顔で見送ってササっと帰っちゃってください!
気持ちではわかっていてもなかなかできていないものではないでしょうか。
お別れの時に何か決まった事をしてサッと別れるようにするというのもいいですよ。
お別れの時の儀式を決めてみる
- ギュッと一瞬抱きしめる
- 握手をする
- グータッチをする
- ハイタッチをする
こんな事をしてササっと立ち去るのがポイントです!
息子の場合はハイタッチをするのがお別れの合図でした
お迎えの時には甘えさせてあげる
園にお迎えに行った時や帰宅してきた時には思いっきり甘えさせてあげる事も大切ですよね。
家では1日の出来事を聞いてあげてコミュニケーションを取るといいですよ。
登園するのが楽しくなるようなポイントを作る
登園のたびに楽しくなるような事をするというのもいいですよ。幼稚園のママ達の中にはこんな事をしている人がいました。
- 毎日自分で選んで貼る登園シールがあるので「今日は何を貼ったのか、帰ってきたら見せてね」と約束する
- 登園する時にカレンダーにシールを貼ってから行く
- 帰ったら何をして遊ぶか決めてから登園する
- 着ていく洋服を一緒に選ぶ
いつまで泣くの?泣かなくなる時期は?
泣かなくなる時期は子どもそれぞれで違いがあります。幼稚園のベテラン先生のお話では1週間~1ヶ月位の間に泣かなくなる子が多いようです。
息子の場合はGW明け頃から泣かなくなりました
一度泣かないで行けるようになってもGW明けや夏休み明けなど長期休暇の後にまた泣くようになってしまう子もいます。
一進一退を繰り返しながら成長していくのかもしれませんね。
こんな時には注意が必要です
入園して泣くのは子どもの性格によるもので、いずれは泣かないで登園できるようになります。
ただ子どもにとってストレスになるような心の変化があった時には注意が必要です。
ストレスになるような心の変化とは
- 下の子が産まれた
- 親が病気になった
- 仲の良い子が転園した
- 園で嫌な事があった
など
下の子が産まれて、急に甘えん坊になって泣くようになる子もいます。
ストレスになるような心の変化があると、それまで泣かずに登園していた子が急に泣くようになる場合もあります。
このような場合には、子どもの気持ちをしっかりと聞いて受け止めてあげる事が大切です。
息子が年中さんの時にパパさんが入院しました。
この時はやっぱりストレスを感じていたようで、登園時も家でも「パパに会いたい」と泣くことがありました
この時はパパさんの病気もちょっと深刻で、私も不安な気持ちがありましたが毎日パパにお手紙を書いたり折り紙を折ったりして乗り切りました。
子どもがストレスを感じた時にはどのようなサインを出すのか、それに対してどのように対処すれば良いのかはこちらにまとめています。
登園で泣くときの対応まとめ
- 登園時は笑顔でサッと別れる
- 帰宅したら甘えさせてあげる
- 楽しくなるルーティンを作る
- 環境に変化があった場合にはしっかりと子どもの気持ちを聞いてあげる
子どもと一緒に幼稚園や保育園がテーマの絵本を読みながら1日の話を聞いてあげるのもいいですよ。
登園の時に泣いてしまう子の絵本を読み聞かせながら「この子も泣いちゃうんだね。〇〇ちゃんとおんなじだね」なんて話をしてみてはいかがでしょうか。
終わりに
朝の忙しい時間に毎日泣かれると「もういい加減にしてよ…」という気持ちになってしまうこともあります。
でも必ず泣かずに登園できる日がきます。
おうちという狭い世界から大きな世界へ飛び出したんだから泣くのは当たり前。
「どうしてウチの子はこんなに泣くの…」と悩んでいても、泣かずに行けるようになるとちょっぴり寂しい気持ちになるかもしれません。
抱きついてくることも無くなった中学生の息子を見ながら10年前を懐かしく感じています。
最後まで読んでいただきありがとうございました