去年中学校に入学して吹奏楽部に入りクラリネットをはじめた息子さん。入部から4ヵ月で自分専用のマウスピースを購入しました。
クラリネットのマウスピースって何?リードって何?リガチャーって何?意味不明の私が一緒についていってマウスピース選びを見せてもらいました。
その時の話をまとめています!
目次
吹奏楽部でクラリネットをはじめました
心臓病児の息子さん。中学校入学前のクラブ体験の時にクラリネットを初めて吹いて気に入ってしまった。
入学したら吹奏楽部でクラリネットやりたい!
中学受験をして、晴れて希望の中学校に入学できる事になったので、念のため主治医に聞いてみた。
もう中学生か~。
あのー吹奏楽部に入りたいみたいなんですけど大丈夫でしょうか?クラリネット希望なんですけど。
クラリネットかぁ。木管楽器なら大丈夫でしょう。クラリネットとかホルンとか、ああいう金管楽器はやっぱりちょっと血管がプチってならないともかぎらないんですよ…。
あんまり無理してロングブレスをするのも良くないけど、自分のペースで無理しないように頑張ってね!
こうして希望通りに吹奏楽部に入部してクラリネットをやることになりました。
クラリネットのマイマウスピースを買いに行く(日記)
クラリネットという楽器は楽器本体の他にマウスピースとリードとリガチャーという付属品がある。
この付属品の選び方によってそれぞれ合う合わないがあるらしく、音色も変わってくるらしい。
私は学生時代にフルートをやっていたが、フルートは楽器本体しかなかったので、こんなにも付属品がある事に驚いた。
クラリネットの本体も付属品も全て学校から借りられるのだが、自分に合ったマウスピースを選ぶ子もいるとのこと。
以前、クラブ参観の時に息子さんの様子を見ていたら、なんだか音程が合わないらしく、先輩達も息子さんを囲んで首をひねっている様子。
それを先生に相談してみた。
音が出しやすい自分専用のマウスピースを購入している子もいますよ。もし希望があれば、楽器を教えてくれている講師の先生に一緒に来てもらって買いにいきましょう!
こうしてマウスピースを含めた付属品を買いに行くことになった。
息子さんと、もう一人の1年生と吹奏楽部の顧問の先生と一緒に楽器店へ向かう。
講師の先生が用意してくれているマウスピースの数、ざっと30本ほど。
これを全部拭き比べて、自分に合うものを見つけるらしい。
見ているこっちは、何がなんやらよくわからないのだが、本人には吹きやすい物がわかるらしい。
講師の先生のアドバイスも受けながら、ようやくマウスピースを選ぶ。
次にリードとマウスピースをつなげるリガチャーという付属品を選ぶ。
これもかなりの種類があって、これによっても音が変わる。
こうして、とっかえひっかえとっかえひっかえ・・・・・・・・・・・・
2人合わせて3時間!
ようやくmyマウスピース&リガチャーを手に入れたのだった。
クラリネットって奥が深すぎる!
心臓病の事を知ってくれている講師の先生にはこう言われる。
ちゃんと音を聞くのは今日が3回目ですけど、初回に比べたらかなり音が出るようになってますよ。
だいぶ芯をとらえられるようになってきていると思うので、見ている限りは息苦しさも感じないですね。
今日選んだ物でまただいぶ違ってくると思います。
この先長い曲を吹いて苦しくなるようなら、リードの厚みを変えてもいいかもしれないですが、今のところこれでいいと思いますよ!
入部から4ヵ月。息子さんの演奏をはじめて聞く。
楽器店に行くことになったので、昨日は入部以来はじめて学校の楽器を持ち帰ってきた。息子さんの演奏をちゃんと聞くのははじめて。
まだ大して音は出ていないんだろうと思っていたのだが、思っていたよりもちゃんと音が出て演奏できている事に驚き。
息子さん、最初にクラリネットを体験した時から音が出たらしい。
ちょっと吹かせて!ママもフルートやってたから音くらい出せると思う!
いいよ!こうやって吹くんだよ!
うっ・・・ちっとも音が出ない・・・・・・。
フルートとクラリネットって全然違うんだね。
こいつ・・・なかなか凄いじゃないか!と思った母なのでした。
[2019年8月5日]
吹奏楽部なかなかハードです
学校によっても違うと思いますが、息子さんの場合の部活動はこんな感じです。
基本的に毎日です。学校が休みの土日も朝から練習です。(ただし試験前の一週間はすべての部活動が休みになります。)
入学式・文化祭・体育祭・卒業式などなど学校行事では必ず演奏します。事前の練習はもちろん、前日や当日の会場のセッティングもするのでなかなか大変そうです。
1年生の1年間で休みを取れたのはお盆休みとお正月休みだけでした。それ以外はずっと部活漬けの日々です。
息子さんがクラリネットを選んだ理由
小学校の頃にピアノは習っていましたが他の楽器経験は無し。
私としては、打楽器がいいんじゃないかと思っていたんですが、息子さんはクラリネットを選びました。
その理由を聞くと…
打楽器は演奏の間ずっと立ってるから疲れるんだよ。楽器の運搬も自分達でやらないといけないから、大太鼓とか運ぶのが大変なんだよ。
でも、クラリネットは座って演奏できるからあんまり疲れずに出来る!
なるほどねぇ。
さすが、生まれた時から心臓病!
自分の体をよくわかってるわぁ!
現在の様子
新型コロナウイルスの影響で今年に入って部活動はできていません。楽器を持ち帰ってきているので、時々気まぐれに家で練習しています。
心臓病児の息子さん。今日もクラリネットの練習に励んでいます♪なかなか息が長く続きませんが、自分のペースで頑張ってます! pic.twitter.com/zwFuh66QQQ
— お気楽主婦たらこっこ (@nikonikotarako) May 8, 2020