こんにちは、たらこっこです。
3月の卒園シーズンですね。
入園の時には大泣きしながらまだまだ赤ちゃんのようだった子どもがもうすぐランドセル。
卒園は子どもにとっても親にとっても想い出に残るものです。
そんな卒園シーズンに子どもに贈りたいおすすめの絵本を7冊ご紹介します。
言葉ではなかなかうまく伝えられない事でも絵本なら素直に伝えられることがありますよね。
卒園でちょっぴり大人になった子どもに贈りたいおすすめの絵本7冊です。
お気に入りの1冊を見つけてみてください。
たらこっこ@nikonikotarakoです。
息子の小学校で毎週絵本の読み聞かせをしていました。
100冊以上の絵本を子ども達に読んできた私が卒園シーズンにおすすめする絵本です
目次
卒園シーズンにおすすめの絵本7選
おおきくなるっていうことは
大人は子どもに「おおきくなったね」と言います。
でも子どもはおおきくなるってどんな事だと思っているのでしょう?
この絵本ではおおきくなるってどんな事なのかを一緒に考えてくれます。
洋服が小さくなること。
歯が抜けること。
あんまり泣かなくなること。
作者の中川ひろたかさんは保育士の経験者です。
小さな子どもでも自分で考えられる言葉の数々が並びます。
卒園シーズンに特に人気の絵本です。
- わかりやすくて可愛いイラストがいいですね。繰り返し使われる言葉がリズミカルで小さな子にもとてもわかりやすいと思います
- 大きくなるってとっても素敵な事なんだなと感じさせてくれる絵本です。幼稚園の2年~3年間は1年ごとに大きく成長します。その1年1年を積み重ねて卒園していく子どもに是非贈りたい絵本だと思いました
- “おおきくなるっていうことは ちいさなひとにやさしくなれるってこと”という言葉がとても印象的でした。こういう当たり前の事をずっと心にとめておける子に育って欲しいなと思います
可愛いイラストの背景がシンプルな白。
読む人によって色々な考えを持つことのできる絵本です
みんなともだち
幼稚園や保育園での卒園歌としても知られている「みんなともだち」の絵本版。
“がっこういってもみんなともだち”
“ずっとずっとともだち”
シンプルな言葉の数々が卒園していく子ども達の気持ちをとてもよく表現しています。
親の方が泣けると卒園シーズンに人気の絵本です
- 子ども達に園での思い出を忘れないで欲しいと願いながら贈りました。ここでの思い出を大切に次の世界に飛び込んで欲しいと思います
- 絵本の最後に楽譜がのっていて子どもと一緒に歌う事もできるので1冊で2度楽しめる絵本ですね
- 字がとても少なくてシンプルなので小さい子どもでも読める絵本です。うちの子はまだ卒園ではありませんが卒園の時にはまた読んであげたいと思いました
息子が卒園する時に子ども達への卒園記念に贈った絵本です。
ママ達のほうが泣いてしまいました。
今も本棚の奥にそっと置いてある大切な1冊です
その中でも卒園シーズンには特に人気のこの2冊。
2冊まとめてプレゼントする方も多いようです。
またピーマン村シリーズの絵本全12冊がセットになったピーマン村の絵本たちもプレゼントに喜ばれています
セット内容
- あけましておめでとう
- おにはうち!
- みんなともだち
- おおきくなるっていうことは
- えんそくバス
- かえってきたカエル
- たなばたプールびらき
- おばけなんてこわくない
- おつきみうさぎ
- よーいどん!
- さつまのおいも
- クリスマス・オールスター
ぼくたちのきせき
この広い宇宙の中の地球という星のこの国で。
1000年前でもなく100年前でもない、いま。
ぼくたちはうまれた。
そして、ぼくたちはこの園で出会った。
それってとってもすばらしいきせき!
- 短い言葉で淡々と書かれている言葉がとても良かったです。園の同級生として出会った事は奇跡なんだなと親の私も気づかされる絵本でした
- 書かれている事はごくごく普通のこと。でもとっても大切な事。子ども達にシンプルに伝える事ができる絵本です
- さわやかに描かれているラストシーンがとても良かったです
あずみ虫さんの絵は金属板や紙をカッティングする技法で描いています。
あたたかみのある絵がとても素敵な1冊です
さよなら ようちえん
卒園、おめでとう! 幼稚園を巣立つ子どもたちを描きます。
卒園を迎える幼稚園の子どもたちを、1人1人の個性を大切に、だれもが主役になれるんだよ、というメッセージをこめて描きます。
お名前を書き入れて、卒園の記念に贈りたい絵本です
- 一年の流れが描かれてそして卒園。表紙をめくるともうすぐいちねんになる○○ちゃんへそつえんおめでとうと名前を書き込む欄があるので卒園の贈り物にぴったりだと思います
- 一年間の行事とクラスの子どもたちの個性がとてもうまく描かれています。幼稚園での出来事を思い出して親の私のほうが泣いてしまいました
- 絵本を通して幼稚園の思い出を振り返ることができます。卒園前に幼稚園の先生が読み聞かせをしてくれて子どもが気に入ったので購入しました。とても素敵な絵本です
作者のさこももみさんのお子さん達が通った幼稚園は『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』というロバート・フルガム(アメリカの作家・哲学者)の言葉を実践するような幼稚園だったそうです。
私の息子も幼稚園の砂場で多くの事を学んでいたと思います。
それをあらためて感じる事のできる素敵な絵本です
6さいのきみへ
「きみは宝物」と伝える本
きみが6才になるまでに、いろいろなことがあったね。
泣いてばかりだったきみ、好き嫌いがひどかったきみ、ボタンがなかなかはめられなかったきみ…でも、今は、とても素敵な6才。
パパもママもきみのことが誇らしくて、まぶしい。
卒園・入学おめでとう!!
…という気持ちを大切なお子様に伝える絵本ができました。
- 子供が生まれてきてから何をしていても愛おしく感じます。そんな子供が卒園を迎えて余計に愛おしく感じます。愛おしいという気持ちがあふれた絵本ですね
- 産まれてから6年間毎日毎日息子のお世話に無我夢中だった事を思い出しました。男の子は女の子よりも幼いので特に男の子のお母さんに読んでもらいたい絵本です
- 子供の成長は喜ばしく嬉しいけれど、同時にまだ小さなままでいてほしいという気持ちもあります。親のほうが読んでいてウルウルしてしまうそんな絵本です
あとがきに書かれた『喜びを分かち合う経験の後にしか悲しみを分かち合う心は絶対に発達してこない。悲しみを分かち合う心は思いやりの心』という言葉がとても響きます
あなたがだいすき
わたしはあなたがだいすきです。
あなたがいるだけで、わたしはしあわせ…。
あたたかいイラストと優しい文章で、人に愛されている素晴らしさ、愛を与える喜びが伝わります。
大切な人を想う気持ちがつまった絵本。
- 子どもに「だいすき」と「あなたが大切」という気持ちを伝えられる絵本です。毎日怒ってばかりの育児だけど1日の最後にはこの絵本を読んであげたい
- 赤ちゃんむけ絵本のような小さいサイズの絵本ですが親子でほっとできる素敵な絵本です
- 表紙にあたたかみがあってタイトルも良かったので購入しました。子どもに何回も「だいすき」を伝えることのできる一冊ですね
卒園して小学校に入学する時は子どもも緊張するものですよね。そんな時こそストレートに「だいすき」を伝えられる絵本を読んであげると子どもも安心しますよね
おめでとうかいぎ
卒園の日。
なかなか眠れないゆうきくんは、スペシャルゲストとして通園バッグたちが開く「おめでとうかいぎ」に招待されます。
そこで待っていたのは、ゆうきくんを見守ってきたものたち。
思い出とともにお祝いが伝えられます。
- 子どもがまだ2歳なので少し早いかなと思いましたが素敵な絵本でした。卒園の時には絶対にまた読んであげたいです
- 子どもは守られて大きくなるんだよ、というメッセージがとても良かったです。卒園を迎える子どもはもちろん、大人にもおすすめの一冊です
- 卒園は喜ばしい事ですが不安もいっぱい。でもこの絵本を読めばちょっと不安だった子も元気いっぱい入学式を迎えられそうな気がします
ものたちに「さよならは嫌だ」という主人公のゆうきくんにものたちは「ありがとうのさようなら」と言います。主人公のゆうきくんの期待と不安の混じった気持ちがとてもよく伝わってきます。「ありがとうのさようなら」ってとても素敵な言葉ですね
まとめ
卒園シーズンに子どもに贈りたいおすすめ絵本7選をご紹介しました。
卒園して小学校に行く事は子どもにとっても不安が大きいこと。
そしてまだまだ手のかかっていた子どもがランドセルを背負って小学校に行く事は親にとても子離れの第一歩です。
そんな大切な時期だからこそ親子で素直な気持ちを伝えあう事のできる絵本を読みたいですね。
是非お気に入りの1冊を見つけてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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