保育園や幼稚園の入園は親も子どももドキドキしますよね。
そんな入園シーズンに子どもに読んであげたいおすすめの絵本を9冊ご紹介します。
保育園や幼稚園に入園するのは不安もいっぱい。
でも新しい世界の事を絵本で知っておけばちょっと安心です。
入園前に子どもに読んであげたいおすすめの絵本9冊です。
番外編の名作童話集も1冊ご紹介します。
たらこっこ@nikonikotarakoです。
息子の小学校で毎週絵本の読み聞かせをしていました。
100冊以上の絵本を子ども達に読んできた私が入園前におすすめする絵本です
目次
入園前におすすめの絵本9選
ようちえんのいちにち
幼稚園の子どもたちはどんな一日を過ごすのかな?
お友達と乗る通園バス、歌やダンスの時間、楽しみなお弁当、年の違う子との交流…。
ワクワクすることがいっぱいの幼稚園の一日を紹介する大型ガイド絵本
- 文章が長くて内容もたくさんなので幼稚園入園前の3歳くらいの子には少し難しいかもしれませんね。お母さんが読みながら幼稚園の生活を説明してあげるといいのかもしれませんね
- これを読むと幼稚園での生活を少し知れる感じがします。入園前にぜひ読んであげたい1冊です
- 幼稚園入園前にと思って買ってみましたが3歳の娘には難しかったです。でも幼稚園にはとても興味を持ってくれました。年中さんになったらちょうどいいかもしれないです
絵本の中でも字数が多い本です。
お子さんに読み聞かせをしながら「先生とこうやってお歌を歌うんだね」と説明してあげるといいですよ
ようちえんのはる・なつ・あき・ふゆ
幼稚園の1年間の行事には、どんなものがあるのかな?
入園式に始まり、遠足やプール、運動会やクリスマス会、節分やひなまつりなど、季節ごとの行事を楽しく紹介します。
入園の不安を解消し、入園が楽しみになる、大型ガイド絵本。
幼稚園が始まってからも、親子で幼稚園の様子を話し合うのに最適な絵本です
- 入園式からの年少さんの1年間がまとめられているので幼稚園での生活がとてもよくわかります。入園準備にピッタリだと思います
- 大型ガイド絵本シリーズは子ども達が大好きです。上の子の入園用に買ってみましたが下の子も興味を持って見ています
- 何度読んでも毎回違ったおもしろさを感じる事ができる絵本です。幼稚園生活の間で何度も読んであげたいです
幼稚園の年間行事は盛りだくさんですよね。入園前に一気に全部読んであげるのも良いですが行事の前にそのページを読んであげるのもいいですね
ほいくえんのいちにち
保育園って、どんなとこ? 楽しいのかな? 友達いっぱい、できるかな?
保育園の一日をスケッチ風に描いた絵本です。
ハラハラ、ドキドキ、ワクワク、保育園の楽しさ、素晴らしさが、画面いっぱいに広がります
- 保育園に行く前は毎晩のように読み聞かせた絵本です。保育園にお子さんを預けている方にお子さんと一緒に読んでもらいたい絵本です
- 保育園の一日の様子がとてもよくわかって、うんうんと私のほうがうなずきながら読みました
- こちらの絵本はイラストが細かく見応えあってとても良かったです。保育園に入園されるお子さんにぴったりの1冊だと思います
スケッチ風の絵がとても魅力的な絵本です。
保育園を題材にした絵本は少ないので保育園生活を知りたいお子さんにおススメです
ぐるんぱのようちえん
ぐるんぱは、ひとりぼっちの大きなぞうです。ビスケットやさん、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場…。
ぐるんぱは、色々な仕事場で一生懸命に働きますが、つくるものが大きすぎて失敗ばかり。
そんなときぐるんぱは、子どもがたくさんいるお母さんに出会います。
子どもたちの世話をたのまれたぐるんぱは、とても素敵なものを作ります。
それはぐるんぱが作った大きなものでたくさんの子どもたちが遊べる、すてきな幼稚園でした。
- 私が幼い頃に好きだった絵本の1冊です。自分が好きだった絵本を子どもに読み聞かせてあげられるのは幸せだなと感じる絵本です
- ぐるんぱは最初はなかなか認めてもらえません。でも頑張ってきた事が最後には役に立つんですよね
- 高評価の絵本のようですが私には「臭い」「しょんぼり」などの表現が気になってあまり良い絵本だとは思えませんでした
1966年に発行された絵本です。
自分が子どもの頃に読んだ記憶があるという方も多いですね。
高評価の中にも「あまり好きではない」という意見もある絵本です。
良いか悪いかは読んでみなければわからないですね
こぶたほいくえん
牧場に花が咲き、ミツバチがぶんぶん飛んでいるとき、3匹のこぶた、まきお、はなこ、ぶんたが生まれました。
3匹は毎日いたずらばかりするので、見かねたお父さんとお母さんは、相談して3匹をこぶたほいくえんに入園させることにしました。
3匹がお母さんに連れられて保育園に行ってみると、こぶたがいっぱいいて3匹はびっくり。
あいさつをすませた後、みんなで体操しますが、3匹は牧場の方を見てばかり。
ところが、かけっこをすると、3匹のこぶたの早いこと早いこと。
ポプラの木をまわっていちばん先に戻ってくると、みんなが休んでいるのを尻目にもうひと走り。
お母さんが迎えに来るころには3匹はこぶたほいくえんが大好きになっていました。
まきおとはなことぶんたは、かけっこをしながら牧場まで帰りました。
- 保育園の生活のほんのひとこまを描いていますがとても上手に描かれているなと思いました
- このコンビ(作・中川さん/絵・山脇さん)の絵本は読まずにはいられません。読んでいてとても心地良くて、ほんのりと優しくてなつかしいお話です
- 「ぐりとぐら」が大好きな息子はこの絵本もきっと気に入ってくれるだろうと期待して選びました。やっぱり喜んでくれました。期待を裏切らない1冊です
こぶたの様子が本当に可愛らしい絵本です。
2歳頃からでも楽しめる絵本ですよ
ようちえんにいきたいな
ピヨくんはずっと「はやく、ようちえんにいきたいなあ」と思っていました。
ところが、いよいよはじめてようちえんに行く前の晩になると、むねがどきどきしてこわくなってきました。
ようちえんってどんなところかな、なにをするのかな…?
はじめてようちえんに行くことになった、すべての子どもたちに贈る、英国生まれの優しくてかわいい絵本。
- 新しい世界に飛び込む時の不安や期待は日本も英国も変わらないんだなぁと思いながら読みました
- ピヨくんのお母さんがとても素敵です。私もこんなお母さんになれたらいいなと思いながら読み聞かせました
- 図書館で見つけて子どもが入園した後に読んであげました。入園前に読んであげたかったーと思いました
幼稚園には行ってみたいけどお母さんと離れるのは怖い。
そんな心情がとてもよく描かれている絵本です。
怖い気持ちはあなただけじゃないよと伝えてあげる事のできる1冊です
ペネロペようちえんへいく
ペネロペは幼稚園で、絵の具を混ぜて絵を描いたり、おそとで遊んだり、お誕生日会をしたりと楽しいことがいっぱい。
しかけを動かしてペネロペを手伝ってあげてください
- 幼稚園入園はまだ先の1歳ですが大好きなペネロペのしかけ絵本なのでとても喜んでいます
- とても楽しいしかけ絵本です。2歳の息子がかなり強く引っ張りますがまだ破れていません(笑)
- 色合いがとても素敵です。幼稚園に楽しいイメージを持ってもらえそうで良かったです
子どもの遊びごころをくすぐる仕掛けがいっぱいの絵本です。
幼稚園生活を楽しく知ることができます
せんせい
先生って、どんな人? たっぷり遊んでくれて、泣けば抱っこしてくれて、ケガをすれば手当てしてくれて、「どーん」とぶつかれば、「よーし」って相撲をとってくれる人!
そう、先生って、あるときはお母さんで、あるときは看護婦さんで、おすもうさんで…いろいろな役目をしているんですね。
愉快ななぞなぞ形式で繰りひろげる、“先生ウォッチング”の絵本です
- 長新太さんの絵なので親しみが持てました。これを読んであげてから息子が「せんせいってどんな人?」とうるさいくらいに聞いてきます
- ユーモアたっぷりに先生が描かれていて、大人も子どもも思わず笑ってしまう絵本ですね
- 子ども達の目線で描かれた絵本なのでとても面白かったです
かがくのともの絵本シリーズです。
これって科学の絵本?と思ってしまいますが子ども達の視点で先生について色々と考えるところが科学なのかもしれませんね
ようちえんがばけますよ
「ばけますよ ばけますよ。ようちえんが ばけますよ」
きつねが呪文をとなえると、幼稚園が、次々に姿をかえるこの絵本。
姿をかえるのは、幼稚園だけではありません。
幼稚園にいた人も、窓も、げたばこも、み~んな変身してしまいます。
人気作家・内田麟太郎と西村繁男発、めくるのが楽しい、へんてこ変身絵本
- 4~5歳児クラスの子ども達に読みました。子ども達が絵本の世界に引き込まれているのがわかりました。読み終えた後ももっと見たくて絵本に集まってくるほど夢中になる絵本でした
- キツネが呪文を唱えて幼稚園がいろいろ変化するのがとても面白いです。前のページに戻って何度でも見たくなる絵本です
- タイトルにひかれて購入しました。ナンセンスな絵本という評価もありましたが私は名コンビの絵本だと思います
キツネが呪文を唱えるところを思わずマネしたくなる絵本です。
入園前にかぎらず幼稚園に通っている子どもにも喜ばれる絵本です
数々の賞を受賞している名作童話集「いやいやえん」
1962年に発行された童話集「いやいやえん」は7編のお話が収録されています。数々の賞を受賞している名作童話集です。
- 厚生大臣賞受賞
- NHK児童文学奨励賞受賞
- サンケイ児童出版文化賞受賞
- 野間児童文芸賞推奨作品賞受賞
- 全国学校図書館協議会選定必読図書
元気な保育園児しげるが主人公の楽しいお話。
1962年に出版されて以来、多くの子どもたちをこれほど夢中にさせた童話は少ないでしょう。
日本の幼年童話に新時代を開いた作品です
- ちゅーりっぷほいくえん
この本の舞台となる「ちゅーりっぷほいくえん」の紹介。いたずらっこの「しげる」は保育園の約束を忘れてばかり。 - くじらとり
男の子たちは「ぞうとらいおんまる」という船を作ってくじらをとりに海へ出ます。くじらとりには成功したものの、嵐が船を襲います。 - ちこちゃん
お掃除のために重ねた机に、しげるが登り、机が崩れてあやうく大事故に。でもしげるは「ちこちゃんがのぼったから」とちこちゃんのせいにします。なんでもちこちゃんのまねをするのね、とちこちゃんの服を着せられると不思議不思議、しげるは全部ちこちゃんのするとおりになってしまいます。 - やまのこぐちゃん
「ぼくはもうなんでもひとりでできるからほいくえんにはいってもいいでしょう」と手紙を書いてちゅーりっぷほいくえんにやってきた「やまのこぐ」くんは、なんとくまの子でした。最初は怖がっていたみんなですが、次第にうちとけて仲良くなります。 - おおかみ
しげるが保育園をさぼって原っぱで遊んでいると、おおかみがそれを見つけて食べてやろうとします。でもしげるは汚くて、そのまま食べるとおなかをこわしそうなので、しげるを洗うことにしましたが… - やまのぼり
保育園のみんなは山登りに行きますが、しげるは先生との約束を破り、黒い山へ入ってしまいます。そこには鬼が住んでいて… - いやいやえん
何でも「いや」「いや」言ってばかりのしげるは「いやいやえん」という保育園に入れられてしまいます。そこには約束事がなくて、嬉しいはずなのですが…「ちゅーりっぷほいくえんのほうがずっとおもしろいよ!」
- そろそろ絵本から読み物へいきたいお子さんにおすすめです。とても読みやすいと思います
- 子どもと一緒に寝る前に1話ずつ読んでいます。読み聞かせをするのにちょうど良い本ですね
- ちょっと難しいかな?と思いましたがどんどんお話の中に引き込まれる内容であっという間に読み聞かせてしまいました
私が子どもの頃に大好きだった本。
息子も大好きになってくれた本です。
しげるくんの行動には親子で笑えますよ
まとめ
保育園・幼稚園の入園前に子どもに読んであげたいおすすめ絵本9選とおすすめの名作童話集をご紹介しました。
入園を楽しみにしている子どもにも、ちょっぴり不安に思っている子どもにも読んであげたい絵本ばかりです。
入園は親子にとって大きな第一歩ですよね。
保育園ってどんなところ?幼稚園ってどんなところ?とお話しながら読んであげると不安が減るかもしれません。
是非お気に入りの1冊を見つけてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。