結婚後すぐに子どもが欲しいと思っていましたが、子宮内膜ポリープと診断されました。
子宮内膜ポリープはどんな病気?
どんな治療法がある?
妊娠はできる?
私の体験談をもとにまとめています。
目次
子宮内膜ポリープってどんな病気?
子宮内膜ポリープは隆起性病変とも呼ばれています。
子宮の内膜にできた “ できもの ” のようなものです。
子宮内膜の細胞が異常増殖して、子宮の内腔に突出したものです。
女性ホルモンであるエストロゲンも原因の一つとされています。
比較的頻度の高い病気で良性腫瘍である場合が多いです。
どんな症状が出る?
- 不正出血
- 重い生理痛
- 貧血
これらの症状が出る場合もありますが、症状が無い場合もあります。
私の場合は生理周期がわりときちんとしていました。
明らかに生理とは違う時に出血をしたので婦人科を受診して気がつく事ができました。
診断方法は?
子宮内膜ポリープの大きさにもよりますが、ほとんどの場合は経膣超音波検査で診断がつきます。
超音波検査で子宮内膜ポリープの疑いがある場合に子宮鏡検査を行う場合もあります。
子宮内膜ポリープだと確実に診断するために病理学的検査に出して診断が確定します。
治療方法は?
- 内膜掻爬(そうは)術…胎盤鉗子やキューレットという器具で内膜を掻爬する手術です。
- 子宮鏡下手術…子宮鏡で子宮内を観察しながら電気メスでポリープを切除する手術です。
- この両者を組み合わせた切除法もあります。
2度の手術が必要だった私の体験談
不正出血で受診した婦人科での診察
不正出血に気がついて婦人科を受診しました。
子宮内膜ポリープですね。
内膜掻爬(そうは)で取ることができます。
日帰りで診察台で出来る処置になります。
こうして内膜掻爬(そうは)術を行い、その次の受診の時に思いもよらない事を言われました。
残念ながら取り切れていなかったみたいですね。
ちょっと根が深いタイプのポリープのようです。
紹介状を書きますので大きな病院で手術をしてもらってください。
“取り切れてないってどういうことよ…(泣)”
大きな病院で2度目の手術
2度目の手術は1泊2日で子宮鏡下手術でした。
正直なところ短期間で2回も手術をしなければならないのは納得がいきませんでした。
でもこの手術でポリープはきちんと取りきる事ができました。
私の場合この後半年もの間、生理がきませんでした。
通常はすぐに生理も戻るようです。
私の場合は2回も連続して手術をしたので戻りが遅いのではないかと言われました。
妊娠はできる?
子宮内膜ポリープがあっても、大きさが小さくて自覚症状もなく、そのまま妊娠する場合もあるようです。
しかし、子宮内膜ポリープがあると、それが邪魔をして着床できないことがあります。
子宮内膜ポリープが不妊の原因になっている可能性もあります。
原因がはっきりとしない不妊で悩んでいたり、自覚症状が出た場合には早めに受診する事が大切です。
子宮内膜ポリープは再発する?
子宮内膜ポリープは再発する可能性が高い疾患です。
一度手術で取ったとしても、しばらくしてまた出来てしまう事も珍しくありません。
私は連続して2回の手術を受けましたが、その後は再発をしていません。
まとめ
子宮内膜ポリープで2度の手術をした体験談をまとめました。
結婚してすぐにでも子どもが欲しいと思っていた時期に不正出血をしたのはショックでした。
1度の手術で取りきれなかった事もショックでした。
でも、この2度の手術をしなければその後妊娠する事もできなかったかもしれません。
ポリープの切除後にはなかなか生理が戻らずに大変でしたが、きちんと治療して良かったと思います。
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