新型コロナウイルスの感染が止まらない状況になっていますね。
こんな状況下でも心臓手術のために付き添い入院中です。
3月に検査入院をした頃は、まだ厳戒態勢というほどの状況ではありませんでした。
3月の入院時と現在で入院生活に変化はあるのか?
子どもの付き添い入院で感じた新型コロナウイルスの影響による変化についてまとめています。
たらこっこ@nikonikotarakoです。
2020年8月の付き添い入院生活についての体験談です
目次
2020年3月時点の付き添い入院は?
息子が入院している小児科病棟は『子どもの心身の安定をはかるために両親もしくは祖父母1名の付き添いをお願いしています』という病棟です。
3月の時点ではこのような感じでした。
- 面会時間内は付き添い者以外の面会も可能
- 付き添い者の病棟内のマスク着用は義務ではないので、着用率は半々
- 付き添い者の交代は自由
- 付き添い者の病院内コンビニへの買い出しは自由
小さいお子さんの入院では、日中は病室内に両親が揃って過ごしている方も多かったです
2020年8月時点の付き添い入院は?
新型コロナウイルスの影響が大きくなり、病棟内の制限も厳しくなりました。
- 付き添い者以外の面会禁止
- 付き添い者が病室を出る際には必ず手洗いをしてマスク着用をすること
- 医療者が病室に入った際には、患者も付き添い者もマスク着用をすること
- 付き添い者の交代は原則禁止。どうしても交代する場合には交代者は2週間前から自宅待機をすること
- 付き添い者が病院内のコンビニへ買い出しに行く際には、外来の患者との接触を少しでも避ける為に、別の通路を使用してコンビニへ行くこと
- 付き添い者も毎朝検温をする
お母さんが付き添っている場合、お父さんの面会は禁止です
手術・ICU入院中は?
- 手術説明は両親揃って行うが、病棟の外の部屋で行う
- ICU入院中は両親の面会も禁止
- ICU入院中の付き添い者は県内の自宅もしくは病院近くのファミリーハウスで待機すること
ICUに入る数日間は面会禁止です
自宅とファミリーハウスどっちが安全?
我が家の場合は自宅が大阪、病院が京都です。
『県外移動禁止』という原則があるため、私は自宅には帰れません。
そこでファミリーハウスを借りる事になったのですが、ファミリーハウスはボランティアの方によって運営されています。
手術当日にボランティアの方と時間を決めて鍵の受け渡しと説明を受けなければなりません。
病院にすすめられたファミリーハウスですが、病院が運営しているわけではないので、ちょっとした問題がありました。
やはり『県外移動禁止』は守っていただきたいので、ICUに入っている間はファミリーハウスで待機してください。
手術日の11時頃なら、まだ手術が始まって間もないところなので、お母様が抜けていただくのは構いません
ファミリーハウスは病院から徒歩15分ほどのところです。
でも、滞在中には食料の買い出しに行かなければなりません。
はたして①と②ではどちらが新型コロナ対策として安全なのでしょうか。
①京都市内を徒歩移動で買い物をする
②病院から自宅まで車で県外移動をする
たとえ県外であっても、人と接触せずに車で移動して、自宅に帰ったら買い物は宅配にする。
こちらのほうが安全のような気もしますが、やはり『県外移動禁止』の原則は絶対に守らなければならないということですね。
入院前からファミリーハウスに滞在するつもりでした。
ICUが面会禁止になってしまったので何もやる事がないですが、買い物は最小限に、なるべく人と接触せずに身を潜めようと思います
決まりがあっても意識の差は大きい?
付き添い入院中はほとんど病室から出ていません。
個室なので、患者のトイレは病室内にあります。
付き添い者は病室内のトイレは使用禁止です。
私はトイレ・給湯室・シャワーの時だけ病室の外に出ます。
給湯室ではこのような決まりがあります。
みんな病児のお母さんですが、やはり少し意識の差があるようです。
子どもが病気でもこれだけの差があります。街中に出れば『マスクなんて意味がない』『どうせコロナにかかっても軽症なんだし』と思う人が一定数いるんだろうなと感じます。
まとめ
新型コロナウイルスの影響による病院内の変化についてまとめました。
病院によって多少の違いはあると思いますが病児の親にとって一番辛いのは『面会禁止』ではないでしょうか。
息子がICUにどの位入ることになるのかわかりませんが、息子が産まれてから今まで何日間も会えないという事が無かったのではじめての経験になります。
新型コロナウイルスが1日も早く落ち着いて、大切な人との面会が制限なくできる世の中になって欲しいと心から願うばかりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました