息子は産まれつき重度の心臓病=心疾患児です。
学校健診では毎年必ず学校生活管理指導表の提出を求められますが費用はかかるものなのでしょうか。
ご訪問ありがとうございます。たらこっこ@nikonikotarakoです。心疾患児の学校生活管理指導表の提出と費用についての体験談をご紹介します
学校生活管理指導表とは?
学校生活で配慮が必要な場合には学校生活管理指導表の提出が必要です。
学校では毎年4月に学校健診がありますが、先天性心疾患児の場合には必ずといっていいほど心臓健診でひっかかります。
そして学校側から学校生活管理指導表の提出を求められます。
中学校・高校になっても同様に提出を求められます。
小学生用と中学・高校生用では書式が変わります。
詳しい書式は日本学校保健会のホームページ からダウンロードすることができます。
提出が必要な場合には学校側からこの書類を渡されるので保護者がダウンロードする必要はありません
学校生活管理指導表は誰が書くもの?
学校生活管理指導表は医師の診断を書いてもらう書類です。
学校から渡された場合には保護者が書くのではなく、主治医に書いてもらう必要があります。
学校生活管理指導表に費用はかかる?
主治医に書いてもらうので文書料がかかる場合があります。
この文書料は各自治体によって違いがあるようです。
息子の場合は今まで何度か転居をしてきました。
小学校1年生~中学校3年生までは文書料を取られたことはありません。
高校1年生になってはじめて文書料を取られました。
高校生になって通う病院が変更になったからなのか、子ども医療の適用が終了したからなのかわかりませんが5000円近くの文書料がかかりました
学校生活管理指導表は心疾患児以外にもアレルギー疾患の子も提出が必要になります。
アレルギー疾患の子に対しては2022年4月から保険適用になったようです。
調べてみましたが心疾患用の情報が見つかりませんでした。同じ名称の書類なので心疾患児用も保険適用になっているといいですね
ちなみに学校保健のホームページの中ではこのような記載がありました。
息子の場合も高校生になるまで文書料を取られる事が無かったので心疾患用とアレルギー疾患用では何か違いがあるのかもしれません。
心臓病や糖尿病の生徒は管理指導表の記載にあまり文書料を取られないこともあるようですが、アレルギー疾患用は文書料を支払うことが多いようです
参照:https://www.gakkohoken.jp/special/archives/111
文書料について不安がある場合には病院や自治体に問い合わせをしてから書いてもらうと良いかもしれません。
息子の学校生活管理指導表について
心疾患児の学校生活管理指導表は運動制限がどの程度必要かという事について詳しく医師に記入してもらう書式になっています。
先天性心疾患も症状や禁止事項は人それぞれです。
息子の場合は重症の心疾患でしたが運動制限はそれほど厳しいものではありませんでした。
主治医によって多少の違いはありましたが基本的には制限無しでした。
息子の小学校から高校までの運動制限はこのようになっています。
- 小学校1年生~2年生…E可(本人のペースで可)
- 小学校3年生~中学校3年生…E禁
- 高校1年生…E可
正直なところ、毎年ほぼ同じ内容を書いてもらっていたので毎年提出する必要があるのかな…と思っています
学校生活管理指導表の提出は義務ではありません。
学校側に配慮して欲しい事が伝わっている場合には必ずしも毎年提出する必要はないかもしれません。
学校側とよく相談する事が大切ですね。
まとめ
心疾患児の学校生活管理指導表の提出と費用についての体験談をご紹介しました。
今まで文書料がかからず提出してきたのですが、高校生になってはじめて5000円ちかくの文書料がかかって驚いてしまいました。
しかも、書いてもらった内容は病名と区分表に〇をつけただけです。
これなら「特に禁止されている事はありません」と伝えるだけで十分だったのではないかと思ってしまいます。
調べてみると、自治体によっては毎年このくらいの文書料が必要になる事もあるんだとか。
(保険適用によって負担は軽減されたのかもしれませんが…)
心疾患児の親になって15年目ですが、まだまだわかない事があるもんだなと思った出来事でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました